サービス残業に対して割増賃金を支払う必要があるのか?
※世間で言われている「サービス残業」という言葉は法律上にはなく、どのようなことをサービス残業というのか明確でないため、 ここでは、「会社の命令に基づかない自発的な残業」と考えて説明していきます。 持ち帰り残業に賃金を支払…
※世間で言われている「サービス残業」という言葉は法律上にはなく、どのようなことをサービス残業というのか明確でないため、 ここでは、「会社の命令に基づかない自発的な残業」と考えて説明していきます。 持ち帰り残業に賃金を支払…
無断欠勤をした社員を解雇する際の留意点について解説します。 解雇する際の注意点 従業員を解雇する際には 客観的に合理的な理由 解雇が社会通念上相当である ことが必要です。 また、懲戒処分をするには 就業規則に懲戒解雇事由…
社内不倫をした社員を懲戒解雇することはできるのでしょうか? 不倫行為はプライベートな行為である。 まず不倫というのは プライベートな行為(私的な行為)であります(セクハラに該当する場合を除く)。 そこで過去の裁判で、プラ…
期間の定めのある労働契約を結ぶ場合、通常では契約期間を、 「平成◯年◯月◯日~平成◯年◯月◯日」など、「何ヶ月」などの単位で契約をすると思いますが、 例えば、社内プロジェクト(プロジェクトの終了時期については不透明)のた…
時季指定権と時季変更権 労働者は有給をいつ使うかを自由に決めることができます。 この権利のことを時季指定権といいます。 労働者は有給を自由に取得する権利(時季指定権)を持っていますが、 従業員同士が有給をとる日が重なって…
有給休暇の付与要件などはこちらの記事で確認してください。↓ 原則的な有給休暇の付与日数 図① 原則的に、年次有給休暇は入社後6ヶ月継続勤務し、 かつ所定労働日数の8割以上出勤した人に対して10日付与されます。 (なお、6…
有給休暇は法律で定められていて、取得する権利がある 年次有給休暇とは労働基準法で定められた制度で、本来働かなくてはならない日について、労働を免除し、働かなくても賃金が支払われる休暇のことです。 労働者が、 6ヶ月継続勤務…
労働基準法における休日の概念 まずは「休日」の概念についてご説明します。 労働基準法では休日を1週間1日又は4週4日以上与えなくてはならないとしています。 この休日のことを「法定休日」とよびます。 週のうち日曜日でなくて…
賞与の性格の一つとして、将来に向けて社員に頑張って欲しいという意味合いもあります。 そういった気持を込めて支給している事業所さんもいると思います。 しかしそういった思いとはうらはらに、賞与支給後すぐに退職してしまう社員さ…
近年、長時間労働が社会問題化してます。 もし従業員を、仕事の都合で休日に呼び出せるようにしておくならば、 呼び出すことにできる時間は労働時間となり、 会社は賃金の支払はしなければいけないのでしょうか? 手待ち時間の考え方…